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第15回 ドローン 春一番等の強風が吹いた時の注意 風速

ドローンを操縦する上での強風時の注意

季節の変わり目は、春一番等の強い風が多い時期です。
今回は、強風時の注意について、紐解いていきます。


なお、これから紹介するどちらのフライトモードであっても、強風時におけるドローンの飛行は大変危険です。
安全性の観点から考えれば、強風時は飛ばさない事が一番です。

以下で述べる特徴は、比較的、そのような傾向があるという意味で記述しており、絶対的なものではありません。


そもそもどこから『強風』?

風の強さの定義については、気象庁ホームページの『知識・解説』の、『天気予報に用いる用語>風』で紹介されています。(http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kaze.html)
該当ページによると、『やや強い風』の定義で『10m/s以上の風』となっています。
しかし、ドローンの操縦においては5m/sの風でも危険なレベルです。災害仕様のドローンでもない限り、10m/sの風の中での飛行は危険な面があります。少なくとも、望んでいる構図の映像を緻密に撮ることは非常にむずかしいです。
そのため、ここでの強風の定義は、ドローンにとって危険となりうる風という意味で『5m/s~10m/sの間の風』とさせていただきます。


Pモード(ポジショニングモード)の場合

DJI PHANTOM3 PROFESSIONALのプロポから設定できるフライトモードで、Pモードは、GPS(全地球無線測位システム)や、機体下部のカメラ(4kカメラではない方)を利用して、機体を安定させるフライトモードです。

機体の位置……安定

機体の姿勢……不安定

コンピューターが自動的に機体の位置を補正し続けるため、多少の風が吹いても流されることなく、安定した構図で空撮を行うことができます。
しかし、強風時においては、機体が大きく傾き、ガタガタと揺れる等、姿勢が不安定となる危険性も高まります。
(自動的に留まろうとするあまり、気流に対して、機体が急移動、急制動を繰り返すような状態となるためです)


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Aモード(attiモード)の場合

Aモードは、気圧計のみを使用して機体を安定させ、GPS信号が弱い場所で有効なフライトモードです。
機体の位置……不安定

機体の姿勢……安定

気圧計を用いて、高度のみ自動で維持し、機体操作はほぼ手動で操作するため、気を抜いていると機体は風に流されていきます。
しかし、その場に留まろうとして機体が小揺れ(ハンチング)を起こす危険性も少なく、強風が吹いている中では、Pモードより機体姿勢は安定します。

強風の中での操縦は、上級者であっても難易度が高いものとなっていますが、機体姿勢の乱れから起こりうる墜落回避の選択肢としては、有効な手段となり得るかと思います。


着陸、降下(機体の回収)について

どちらの操縦モードも、強風時においては機体が不安定となりますので、当然ながら着陸時の危険性も大きくなります。
安全な機体の着陸方法については、回転運動を加えた旋回降下(螺旋下し)が最適でしょう。
ただし、機体操縦に慣れていないうちは旋回操作を誤り、ドローンが思わぬ方向に飛んで行ってしまう恐れもあります。


強風時に初心者が行うべき機体回収方法とは?

回答としては、『P(ポジショニング)モード』で『様子を見ながら、ゆっくりと』『垂直におろす』ということになるかと思います。


強風時のPモードの危険性については、前述したとおりですが、Aモードでドローンが風に流されてしまっては、予測できない被害を生む危険性もあります。
その危険性を考えるならば、空中での機体位置を維持できて、ある程度墜落地点を予測できるPモードがよいかと考えます。
『垂直におろす』という点も同様で、予測しうる墜落地点を限定的にしていく意味合いがあります。
危険な環境下では、不確定要素を減らしていくことが賢明な対処となります。


そして、上記2点で墜落地点の予測ができているならば、あとは機体をおろして壊さぬよう、回収するだけです。
機体が小揺れ(ハンチング)を起こさぬよう、『様子を目で確認しながら、ゆっくりと』機体をおろしましょう。


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ちなみに、防衛省がテスト飛行中にドローンを見失った時の風が、約11m/s程度の風だったそうです。
強風時はドローンを飛ばさないことは、大前提として、安全の範囲内の風であっても、ドローンを飛ばす際は、風速計で風を計測し、風が常に変化することを念頭に置きながら、危険と判断すれば直ちに機体を回収するといった安全対策を行う必要があります。


急な強風

フライト中、穏やかな天気が急に変化して、急な強風が吹いてきた場合は、どのようにしたら良いでしょうか。

まず、事前に、フライトする地形を充分に調べ、風の流れ等を、しっかりと把握した上で空撮を設計することが大切です。不明な点が無くなれば、操縦に余裕が生まれます。

そして、危険な状態に陥った場合に、被害を最小にするため、人や建物が無いところへ、意図的に墜落させる場所を定める等の対処を前提としておいたほうが良いです。

ドローンにおける安全の確保とは、人命を守り、第三者の財産を侵害しないことです。
いざとなったら、高価な機体を犠牲にしても、事故を防ぐことが、必要です。

また、本来、DJI PHANTOM3 PROFESSIONALはフライトコントローラーにより、自動的に強い風が吹いてきた方向に動いて、風に流されないように静止しますが、これを自ら瞬間的に操作することで防げることがあります。そして、静止し続けることができれば、風が弱まった時に帰還することができます。
しかし、この方法ができるようになるには、経験や訓練が必要なので、充分に注意しましょう。


最後まで、読んでいただき、誠にありがとうございました。
感謝しています。


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